洋裁を始めたころは、今のような作業環境ではありませんでした。
布を裁断するときは床に広げたり、ダイニングテーブルにカッティングマットを敷いて作業したり、小さな机にミシンを置いたりしていました。
洋裁のための専用の部屋や、大きな作業机を用意するのは、なかなか難しいこともあると思います。
最初から専用の環境を整えなくても、空いている場所を使いながら洋裁を始めることはできます。
私も洋裁を続ける中で、「もう少し作業しやすくしたい」と思うようになり、少しずつ道具や作業環境を整えてきました。
今回は、その中でも使ってよかったと思うものを4つ紹介します。
洋裁用文鎮
型紙を写したり、布の上に型紙を置いて裁断したりするときには、洋裁用の文鎮を使っています。
型紙を押さえて位置を決めるときに扱いやすく、よく使う道具のひとつです。
何個か用意しておくと、大きな型紙もしっかり押さえることができます。

仕上げ馬
仕上げ馬も、洋服を作るようになってから使うようになった道具です。
袖などの筒状になった部分や、平らなアイロン台では扱いにくい部分にアイロンをかけるときに使っています。
洋服は立体的な形をしているので、平らなアイロン台だけではアイロンをかけにくいところがあります。
そのような部分を整えるときに、仕上げ馬があると便利です。

90×180cmの裁断机
洋裁を続けるうちに、大きな作業机も使うようになりました。
私が使っているのは、90×180cmの机です。
洋裁用の裁断机として販売されているものや、洋裁学校などで使われている作業台にも、このくらいの大きさのものがあることを知っていたので、このサイズを選びました。
90×180cmあると、製図用紙を大きく広げて製図をしたり、布を広げて裁断したりすることができます。
洋服作りでは大きな型紙や長い布を扱うことも多いので、広い作業スペースがあると、とても作業しやすくなりました。

ただ、90×180cmの机はかなり場所を取ります。私も洋裁を始めたころからこのような机を使っていたわけではありません。
床に布を広げたり、ダイニングテーブルを使ったりしていたので、洋裁を始めるために大きな専用机が必要というわけではないと思います。
洋裁を続ける中で、置くスペースを確保できるようになったら検討してもよいと思います。
大判のカッティングマット
裁断机の上には、机と同じ90×180cmのカッティングマットを敷いています。
カッティングマットがあると、カッターを使うときはもちろん、待ち針などの針先が机に当たっても、机そのものを傷つけずに作業できます。
洋裁を始めたころは、大判のカッティングマットは持っていませんでした。
A3サイズのカッティングマットを、必要な場所にその都度移動させながら使っていました。

もちろんA3サイズでも作業はできますが、大きな布や型紙を扱いながら、その都度マットを移動させるのは少し面倒でした。
そこで、裁断机を用意したときに、机全体を覆える大判のカッティングマットを使うようになりました。
どこで作業しても机を傷つける心配がなくなり、とても使いやすくなりました。
大判のカッティングマットには90×180cm程度のものもありますが、販売店によっては希望するサイズにカットしてもらえる場合もあるので、使っている机に合わせた大きさを選ぶ方法もあります。
まとめ
今回紹介した道具は、どれも洋裁を始めるときに必ず揃えなければならないものではありません。
私自身も、最初は床やダイニングテーブルを使い、小さなカッティングマットを必要な場所に移動させながら洋服を作っていました。
洋裁を続けていると、「もう少し広いところで裁断したい」「ここがもう少し使いやすかったら」と感じるところが少しずつ出てきます。
そのときに、自分の作業やスペースに合わせて、必要な道具や環境を少しずつ整えていけばよいと思います。


