「洋裁」と言うと、ミシンで縫うことを想像する人が多いと思います。
でも、それは型紙を準備したあとの話ですね?
自分で製図をして型紙を作れるようになると、可能性がグンと広がりますよ。
また、自分で製図をしないまでも、
洋裁本のふろくの型紙を使う場合、型紙を写し取るときはどうしますか?
「直線は直線定規でかいて、カーブはフリーハンドでかいちゃう」という人もいるかもしれませんが、
型紙を正確に準備することで洋服の仕上がりに差が出ます。
なので、きちんと定規を使ってすべての線をかくことをおすすめします。
直線をかくための定規
直線をかくときは、「方眼定規」を使います。
透明な板に5mmや1cmごとに線がひいてある定規です。
クロバー 方眼定規50cm 25-052(パッチワーク 図案 等間隔 ぬいしろ 平行 30 50 幅広 方眼 方眼定規 安い 使いやすい メモリ 縫い代 見やすい) |
とりあえずは、50cmのものがあれば良いと思います。
いろいろ作業していくと、もう少し小さい定規もほしくなると思います。
そしたら30cm程度の方眼定規を買い足したらよいと思います。
カーブをかく定規
カーブをかくときは「Dカーブルーラー」という定規を使います。
Dカーブルーラー目盛付 袖ぐり(曲線 なめらか ミシンキルト ヒップライン 曲線 袖ぐり 襟ぐり 衿ぐり パターン 製図用紙 文化 ドレメ 作図 定規 メモリ) |
衿ぐりや袖ぐり、袖山のカーブはもちろん、カーブというカーブに使えます。
かきたい部分に置いて、一発でカーブがかける場合もありますが、
基本的には、少しずつ定規をずらしながら、カーブ具合が合うところを探しながら線をひきます。
それ以外は?
基本的には、上の2つでいいのです。
私は仕事柄、何種類もの定規を持っていますが、
自分や家族の服を作るときは、上の2つの定規しか使いません。
しかし、教室に通ったりすると「L尺を買ってください」と言われることがあります。
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私も一応、持ってはいますが、ほとんど使いません・・・。
でもまぁ、教室の先生が「買いなさい」というものをいきなり「買いません」というのは難しいでしょうから、
先生の説明を聞いて判断されたら良いと思います。
あったらあったで、脇線をかくときに便利なときはあります。
その他、もしも、通おうと思っている洋裁教室で
「アレもコレも買ってください」と初心者の方にいきなり、いろいろな定規を何本も買うように言われた場合…。
先生の説明を聞いて、納得できるようならいいと思いますが、
私だったら、その教室には通わないかな、と思います。
まとめ
きれいな洋服作りは、きれいな型紙を準備することから始まります。
きれいな型紙を準備するためには、
それなりの道具を使うことが大切です。
ずっと使えるものですから、ぜひこの2つの定規をそろえてみてください。