私が使っているミシンについて~ミシン選びのヒント~

私は、何台かミシンを持っています。

今使っているミシンはどれも、購入してから何年もたっているものですが、

「こういうものを使って、洋服を縫っていますよ」という、ちょっとした自己紹介がわりに読んでいただけると嬉しいです。

  

私はミシン屋さんでもないし、使ったことがあるミシンの種類も多くありませんので、

あまりアドバイスのようなことはできないのですが、

私がミシンを選ぶときの考え方なども、少し書いていけたらな、と思います。

  

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職業用ミシン

メインで使っているミシンです。

 

ブラザーの「Nouvelle(ヌーベル)470」というミシンを使っています。

 

 

やはり、職業用のミシンは、縫うときの安定感が違うと思います。縫い目もきれいです。

 

家庭用ミシンだと、糸調子は基本的に自動で、上糸だけ自分で調節可能ということが多いと思うのですが、

職業用ミシンは、下糸も上糸も糸調子を好きに調節できるところが良いと思っています。

特に、薄い生地を縫うときは、上下とも糸調子を弱くしておくときれいに縫えるので助かります。

 

逆を言えば、自分で糸調子を正しくとれない方は、ちょっと難しいかもしれません。

あと、基本的に職業用ミシンは、直線縫いだけなので、ジグザグミシンとか飾り縫いはできません。

また、ボタンホールをあける場合は、別売りの「ボタン穴かがり器」を購入する必要があります。

 

今のミシンを選んだのは、使用する針が家庭用ミシンと同じものが使えるというのが気に入って選びました。

  

ちなみに、現在使っているものは、2015年頃に購入したもので、当時の価格で7万5千円くらいで、ネットのミシン屋さんで購入しました。

  

家庭用ミシン

家庭用ミシンも時々使うので、持っています。

 

ブラザーの「innovis(イノヴィス N150」というミシンを使っています。

(※残念ながら、このミシンは現在は販売されていないようなのですが、後継機種として、「ソレイユ100A」とか、「イノヴィスQC-700」があるようです)

  

かなり縫いやすいです。縫っているときの安定感も家庭用ミシンとしてはかなりいいと思っています。

このミシンで、ジャケットやコートなども含め、いろいろ縫いましたが、ちゃんときれいに縫えています。

 

ちなみに、ボタンホールをあけたいときは、このミシンであけています。

ボタンホールのアタッチメントが標準でついているし、操作も簡単なので使いやすいです。

  

2006年頃購入しましたが、当時、刺しゅう機とセットで10万円くらいだったと思います。セールか何かで、かなりお値引きして頂いた記憶があります。

ネットのミシン屋さんで購入しました。

 

メンテナンスにも出したことがありますが、ブラザーのサポートに修理サービスがあり、そちらを利用できるので、近所のミシン屋さんでの購入でなくても大丈夫でした。

  

ロックミシン

ベビーロックの「衣縫人 BL-54」を使っています。

(※現在は販売されていないようです。今だと「衣縫人BL501」というのが近いものかもしれません)

   

  

ベビーロックは、何と言っても、糸通しがラクです。エアスルーといいます。

普段、糸を替えるときは、前に使用していた糸に次の糸を結んで引っ張りだして、替えているのですが、

それでも、糸を通し直さなければならない場面というのは出てきます。

そんなとき、操作が簡単なのでとても助かります。

  

ロックミシンは、中古で購入した別メーカーのものをもう1台持っているのですが、縫い目の綺麗さ、操作のしやすさなどから、衣縫人ばかり使っています。

 

私の場合は、ロックミシンは基本的な機能だけで充分だと思ったのでこちらのミシンにしました。

ふだん、裁ち端のかがり縫いをするときは、1本針3本糸で行っています。

ニットソーイングのときなど、地縫いも合わせてかけたいときは、2本針4本糸で縫います。

  

2006年頃購入しました。

ネットのミシン屋さんで7万円くらいだったと記憶しています。

  

カバーステッチミシン

ベビーロック「PETIT LINE(プチライン)BL700」というミシンを持っています。

某ソーイングクラブのネーム入りのものなので、現在の情報はわかりませんでした。

ベビーロックのHPで見ると、「ふらっとろっく」という商品が近いものだと思います。

   

私は、たまたま入ったリサイクルショップで、数千円で購入しました。2015年頃のことです。

ほぼ未使用の状態で、バインダーというアタッチメント付きで、とてもラッキーでした。

  

私は以前にもカバーステッチミシンは使ったことがあったので、使い方は分かっていました。

この値段で買えることはもう無いと思って、すぐに購入しました。

  

1本針2本糸でチェーンステッチを、

2本針3本糸でカバーステッチを縫います。

 

ニットソーイングがより気軽になり、仕上がりもきれいです。

   

  

家庭用ミシンの選び方について

これから家庭用ミシンを購入される方は、自分が何を縫っていきたいか、で選ぶと良いと思います。

価格で考えてみると、大体、ミシンのグレードもあってくるのかなと思っています。

  

ちょっとした、きんちゃく袋とか手提げ袋などだけなら、1~2万円以内くらいで購入できるもので充分だと思います。

それにプラス、簡単ソーイングで、シンプルなスカートやブラウスなどを縫いたい場合は、3~6万円くらいでしょうか。

けっこう本格的にいろんな洋服を縫いたいという方は、最低でも6~7万円以上のミシンがおすすめかなと思います。

  

メーカーは好きなメーカーでいいと思いますが、

ブラザージャノメJUKI あたりが、安心感もあり、人気もありますので、

よく分からないという方は、この3メーカーを中心に探されたら良いかと思います。

  

ロックミシンの選び方について

ロックミシンには、

1本針3本糸

2本針4本糸

のタイプがあります。

 

裁ち端のかがり縫いしかしない、という方は、1本針3本糸で良いと思いますが、

いつか、ニットソーイングもするかもしれない、と思われる方は、

2本針4本糸のものを購入した方が良いと思います。

  

メーカーは、やはりベビーロックがおすすめですが、お値段が希望に沿わないようなら、他のメーカーのものでも良いと思います。

糸通しは少し面倒ですが、説明を見ながら行えばできると思います。

 

まとめ

私が今使っているミシンを購入したのは、どれも随分前のことなので、どこまで参考になるかわかりませんが、

何か少しでも、参考にしていただけたら嬉しいです。

  

ミシンは長く使えるものです。

大切に使っていくと愛着も湧きます。

自分のミシンで、自分の好きな服を縫っているひと時は、本当に楽しいものです。

  

私も、今使っているミシンはまだ長く使えそうなので、大切にしたいと思います。

  

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