先日、アイロンを買い替えたので、今回はそのお話をしたいと思います。
「洋裁をしているけれど、どんなアイロンがいいのかしら…」と悩んだことはありませんか?
結論から言いますと、私は、自分の洋裁部屋では普通の家庭用のアイロンを使っています。
アイロン選びについて、私の考えを書いてみたいと思います。
人それぞれ、いろいろな考え方があるので、「この方が絶対いい」とは言いません。
ご自分の状況、ご自宅の環境などを考慮しながら、何か少しでも参考にしていただけると嬉しいです。
業務用のアイロンについて
業務用のアイロンとして売られているものがあります。
しっかりスチームがきいて、きれいにアイロンがかけられます。
これを普段から使えるのが本当は良いと思うのですが、実は値段が高いです。
「自分や家族の服を趣味で縫っている」というくらいならば、他のアイロンでも充分使えると思っています。
実際私も、仕事で使うことはありますが、
自宅で自分の服を縫うときに業務用アイロンを使ったことは一度もありません。
私のアイロン選びのポイント
アイロンに求めるものとして、次の3つがあげられると思います。
「熱」、「スチーム」、「圧」
①熱
きちんと温度設定ができるアイロンを選ぶことです。
いまどき、当たり前かもしれませんが、必ず確認します。
高温、中温、低温の設定ができることです。
私は、高温はほぼ使いません。
基本は中温(140~160℃くらい)で使用して、
熱に弱い素材、合成繊維などは低温(80~120℃くらい)で使用しています。
※アイロンは、かける前に 布地の端っこ や 残布 で試してからかけましょう
②スチーム
「スチーム」のオン、オフがきちんと切り替えられるかどうかを確認します。
綿、麻、毛などにアイロンをかけるときにはスチームを使います。
でも、合成繊維やシルクなどは、ドライアイロンです。
また、布地にたっぷりスチームをかけたいときなど、スチームを一気にたくさん出したいときもあります。
そんなときに便利なのが「ショット」といわれる機能です。
私は、スチームアイロンの、「ショット」ボタンがあるものを選ぶようにしています。
③圧
アイロンにきちんと力をのせられるか、ということです。
グリップがにぎりやすく、重さが軽すぎないものが良いと思います。
最近、多く見かける「衣類スチーマー」の類は、便利ですが、洋裁では使いにくいと思います。
また、接着芯をはるときは、
基本的には、スチームの穴の部分はきちんと接着しないので、かけ面全体に穴があいているようなものも選ばないようにしています。
④コード
上に書いた①~③に加えて、もう一つ、コードを確認します。
私は、洋裁部屋にいる間は、ずっとアイロンをオンにしておきたいので、コード付きのものを選んでいます。
コードレスだと、数十分でスイッチが自動でオフになったり、長くかけていると温度が安定しない気がするからです。
選んだアイロン
以上のようなことを考えて、私が選んだのは東芝のTA-EV6というものです。
まとめ
実は、このシリーズのアイロンは3台目です。
1台目を買ったときは、コードレスのタイプを買いました。
何年か前の買い替え時に、他のメーカーのアイロンを買ったのですが、運悪くハズレ(?)だったのか(?)、使用してすぐに水漏れがして、返品になり、
結局このシリーズを買い直して2台目になり、
今回は、ほとんど迷わずこのアイロンを選び、3台目です。
使いやすいので、満足しています。
洋裁だけではなく、ふだん洋服にアイロンがけをするときにも、もちろん同じアイロンを使っています。