私は、趣味で洋服作りをする場合、製図で使用する定規は、
方眼定規
Dカーブルーラー
の2点があれば大丈夫だと思っています。
方眼定規は、主に直線をかくときに使いますから、悩まないと思うのですが、
Dカーブルーラーでカーブをかこうとしたとき、悩んだことがある人は多いと思います。
洋服には様々なデザインがあり、Dカーブルーラーがデザイン線のカーブにバチッと決まることは少ないです。
「Dカーブルーラー」は、カーブが合うところを探しながら、少しずつずらして使うものですが、基本的な合わせ方を知っていると、探しやすいと思います。
今回は、『Dカーブルーラーの使い方の基本』をご紹介します。
参考にしてみてください。
身頃のカーブをかくとき
衿ぐりや、アームホールのカーブをかくときです。
原型を例にしてご紹介します。
まず後ろ身頃です。こんな感じです。
そして、前身頃は、こんな感じです。
なんとなく、つかめてきましたか?
袖のカーブをかくとき
次に、袖の「袖山」をかくときです。
こんな感じでDカーブルーラーを当ててかくと良いです。
Dカーブルーラーは、向きを変えたり、ひっくり返したりしながら、合うところを探して使います。
その他
身頃や袖以外に、よく使うのは「小丸」をかくときです。
例えば、ポケットの角を丸くしたいときは、こんな感じです。
同様にして、衿先の小丸などにも使います。
まとめ
慣れるまでは、なかなか難しいかもしれませんが、基本をおさえつつ、たくさん書くことが大切です。
続けているうちにいつしか、自然に手が動くようになると思います。
Dカーブルーラーを使いこなして、製図を楽しみましょう!!