洋服作りを始めるとき、「どんなミシンを選べばいいのだろう」と迷うこともあると思います。
私は現在、職業用ミシン、家庭用ミシン、ロックミシン、カバーステッチミシンを使っています。
すべてのミシンを最初から揃えたわけではなく、洋服を作る中で必要に応じて少しずつ増えていきました。
この記事では、私が実際に使っているミシンと、それぞれをどのように使い分けているかを紹介します。
職業用ミシン|ブラザー Nouvelle 470
普段の洋服作りで、いちばんよく使っているのが職業用ミシンです。
職業用ミシンは直線縫い専用で、私が使っているのはブラザーのNouvelle 470です。
洋服を縫うときの直線縫いは、ほとんどこのミシンを使っています。
家庭用ミシンのようにさまざまな縫い方ができるわけではありませんが、直線を安定して縫いやすく、薄地からある程度厚みのある生地まで幅広く使っています。
一方、直線縫い専用なので、ジグザグ縫いや一般的な家庭用ミシンのようなボタンホール機能はありません。
そのようなときには、家庭用ミシンを使っています。
家庭用ミシン|ブラザー LS800
家庭用ミシンは、ブラザーのLS800を使っています。
普段の直線縫いは職業用ミシンを使っているため、家庭用ミシンを使うのは主にボタンホールを作るときです。
職業用ミシンでも専用のアタッチメントを使えばボタンホールを作ることができますが、私は家庭用ミシンで作るほうが手軽で使いやすいと感じています。
そのほか、ジグザグ縫いなど、職業用ミシンにはない縫い方をしたいときにも家庭用ミシンを使います。
以前からブラザーの家庭用ミシンを使っていて使いやすかったため、買い替えるときも同じブラザーを選びました。
同じメーカーなら操作にもなじみがあり、感覚的に使いやすいと思ったためです。
家庭用ミシンは価格帯も幅広くありますが、私は洋服作りに使うことを考えて、ある程度安定して縫えるものを選びたいと思い、これまで使い慣れていたブラザーの中からLS800を選びました。
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ロックミシン|ベビーロック 衣縫人 BL-54
ロックミシンは、ベビーロックの衣縫人 BL-54を使っています。
主に、洋服を縫うときの縫い代の始末に使っています。
布端をカットしながらかがることができるので、縫い代をすっきりと仕上げることができます。
布帛の洋服では1本針3本糸で使うことが多く、ニットを縫うときには2本針4本糸にして使っています。
ロックミシンがなくても家庭用ミシンのジグザグ縫いなどで布端を始末することはできるので、洋裁を始めるときから必ず必要というものではないと思います。
洋服を作る機会が増えて、よりきれいに、効率よく布端を始末したくなったときに検討してもよいと思います。

カバーステッチミシン|ベビーロック PETIT LINE BL700
カバーステッチミシンは、ベビーロックのPETIT LINE BL700を使っています。
カバーステッチは、Tシャツなどの裾でよく見かける、表側が2本の直線、裏側がかがったように見える縫い目です。
主にニット生地の裾などを仕上げるときに使っています。
私の場合、職業用ミシンやロックミシンほど頻繁に使うミシンではありません。
洋裁を始めるときに必要なミシンというより、ニットの洋服を作る機会が増えて、必要を感じたら検討するミシンだと思います。
洋服作りは家庭用ミシン1台からでも始められる
ここまで4種類のミシンを紹介しましたが、洋服作りを始めるために、最初からこれだけのミシンを揃える必要はありません。
直線縫い、ジグザグ縫い、ボタンホールなど、洋服作りに必要な基本的な縫い方ができる家庭用ミシンがあれば、いろいろな洋服を作ることができます。
私も、必要になったものを少しずつ買い足して、現在のような使い分けになりました。
まずは家庭用ミシンで洋服作りを始めて、作るものや頻度に合わせて、必要であれば職業用ミシンやロックミシンなどを検討していけばよいと思います。
家庭用ミシンを選ぶときに確認したいこと
家庭用ミシンにはたくさんの種類があり、価格にもかなり幅があります。
価格だけで決めるのではなく、自分が作りたいものに必要な機能があるかを確認して選ぶとよいと思います。
洋服作りに使うのであれば、直線縫いやジグザグ縫いのほか、縫い目の長さを調節できるか、ボタンホールを作れるかなども確認しておくとよいでしょう。
また、洋服では何枚かの布が重なる部分を縫うこともあるため、ある程度安定して縫えるものを選ぶことも大切だと思います。
実際にミシンを試せるお店であれば、操作のしやすさや縫ったときの感覚を確認してみるのもよいでしょう。
修理やメンテナンスについて
ミシンは長く使っていると、修理やメンテナンスが必要になることがあります。
購入したお店で対応してもらえる場合もありますが、メーカーで修理を受け付けていることもあります。
申し込み方法や修理品の送り方などはメーカーによって異なるので、購入するときに、修理やメンテナンスをどこで受けられるか確認しておくと安心です。
まとめ
私は普段の直線縫いには職業用ミシン、ボタンホールやジグザグ縫いには家庭用ミシン、縫い代の始末にはロックミシン、ニットの裾などにはカバーステッチミシン、と使い分けています。
それぞれ便利ですが、洋裁を始めるときからすべてを揃える必要はありません。
まずは自分が作りたいものに合ったミシンを選び、必要になったときに少しずつ揃えていくのがよいと思います。


