洋裁で採寸の基本は?どこをはかればいいの?

洋服を作る場合は、必ず自分のサイズをはかりましょう。

「ふだんウエスト64って書いてあるスカートをはいてるから私のウエストは64だわっ」

と考える人もいると思いますが、

きちんとはかると、意外と違っているものです。

自分に合った洋服を作るためには、正確な数値を把握しておくことが大切です。

 

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計測の基本

自分や家族の洋服を作るとき、少なくとも以下の場所は事前に計測しておきましょう。

①バスト
②ウエスト
③ヒップ
④背丈(せたけ)
⑤腰丈(こしたけ)
⑥股上(またがみ)
⑦股下(またした)
⑧袖丈(そでたけ)

洋服を作るための計測ですから、洋服の下に隠れている格好ではかります。

ブラジャー、ショーツ、ソフトガードルなどを着用した状態で計測しましょう。

使うのは、ふつうのメジャーでオッケーです。

巻き取りタイプのものでも、テーラーメジャーと呼ばれるタイプのものでもどちらでも大丈夫です。

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バスト・ウエスト・ヒップのはかり方

「バスト」は胸の一番高くなっているところ、

「ウエスト」は胴の一番細くなっているところ、

「ヒップ」はおしりの一番突出しているところ、

をそれぞれはかります。

大切なのは、メジャーが水平になっているか確認してはかることです。

自分ひとりではかる場合は、鏡を使いましょう。

 

一周メジャーをあてて、あまりギューっとせずに、

自然に、やさしく置いた状態で何cmになっているかを読み取ります。

 

背丈、腰丈のはかり方

首の後ろを指で触ってみると、骨が出ているところがあります。

ここから、ウエストまでの高さが「背丈」です。

身長158cmの人は38cmくらいになると思います。

 

ウエストからヒップまでの高さが「腰丈」です。

身長158cmの人は18cmくらいになると思います。

 

股上、股下のはかり方

「股上」ははかるのが難しいですね。

椅子などに深く腰掛けて、椅子の座面からウエストまでの高さを「股上」とすると良いです。

 

「股下」は、足の付け根から床までの高さをはかります。

 

袖丈のはかり方

腕の、小指側の手首に突出した骨がありますね?

肩先からここまでの距離が「袖丈」です。

腕は自然におろした状態ではかることがポイントです。

 

まとめ

自分のサイズをきちんと計測しておくことはとても大切です。

洋服は、自分の寸法に対して、ゆとりの分量がどれくらい入っているかがポイントになります。

また、股下や袖丈を知っておくと、パンツ丈や袖の長さを決めるときの判断基準になります。

 

それだけでなく、布を購入する際にも役立ちます。

まだ正式なパターンが準備できていない段階でも、

ざっくりと、パターンの大きさを想定して、布の使用量を見積もることができます。

 

自分のサイズを正しく知ることは、洋服作りの基本ですから、

ぜひ、がんばって計測してみてください。

計測したら、表にしておいて、いつでも見られるようにしておくのがおすすめです。

 

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