「マーメイドスカート」の製図と作り方~ウエストゴムで簡単に~

マーメイドスカートの作り方をご紹介します。

初心者の方でも簡単に作れるようなパターンを考えてみました。

1つのパターンから8枚裁断して縫い合わせる、「8枚はぎ」のスカートになっています。

 

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パターンの準備

8枚をはぎ合わせ、ウエストベルトにはゴムを通し、「あき」が無いデザインです。

  

「H」のところには、ご自分のヒップの寸法を入れて計算しましょう。

採寸についてはこちらの記事でまとめています↓

   

スカート丈は80cmにしていますが、好みで変えて頂いて大丈夫です。

ヒップに1周で9.6cmのゆとりがはいっています。

  

  

かけたら、下を参考にして、縫い代をつけましょう。

ベルトは赤線が縫い代の線です。

縫い代付きパターンが書けたら、パターンをカットします。

 

材料の準備

布地

110cm幅の布地を 2m70cm 使用します。

ハリがある布地よりも、ドレープ感のある軽い布地が合うと思います。

ポリエステルなどの化繊の布地も良いでしょう。

 

ミシン糸

布地の色に合わせて選びましょう。

普通地用のシャッペスパン(#60)でよいと思います。

 

ゴムテープ

ウエストベルトにゴムを通します。

2.5cm幅のゴムテープを「ご自分のウエスト寸法+数cm」準備しましょう。

  

裁断

下の図が裁断のイメージ図です。

同じパターンを使って、全部で8枚裁断します。

布地に方向性のある柄などがある場合は、下のように「差し込み」で裁断することができませんので、注意してください。

また、チェック柄など、柄合わせが必要な場合も、使用量が変わってきますので注意しましょう。

   

縫い方

①切り替え線を中表に合わせて、出来上がりにミシンをかけます。

縫い代は、2枚一緒にロックミシンまたはジグザグミシンで始末し、

中心の切替えは右側、脇は後ろ側、その間の切替え線は中心側に倒しましょう。

 

②裾を7.5mm幅の三つ折りにし、ミシンをかけます。

 

③ウエストベルトの脇を縫います。このとき、ゴム通し口を縫い残しておきます。

縫い代はアイロンで割ります。

内側に折り返す方の布端はロックミシンまたはジグザグミシンで始末します。

 

④スカートにウエストベルトをつけます。

 

⑤ウエストベルトにゴムを通します。一旦通してとめた状態で試着して長さを確認しましょう。

長さを良いところで決めたら、ゴムテープの端と端を合わせてミシンで縫いとめて、ベルトの中にしまって、ゴム通し口をまつって閉じましょう。

 

まとめ

同じパターンで8枚はぎなので、比較的易しく、初心者の方にも挑戦しやすいと思います。

縫い合わせるところが多いですが、一つ一つの行程をていねいに進めることが完成度アップにつながります。

  

布地を変えると印象も変わって楽しいですよ。

レース地で作っても素敵だと思います。その場合は、裏地をつけましょう。

 

ぜひ作ってみてください!

 

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