ミシンの押え金は、ドライバーなどを使って取り外し、別のものに取りかえることができるようになっています。
ミシンを購入したときに、いくつかの押え金がセットで付いていることもありますね。
(具体的な付け替え方は、ミシンの説明書を見てみてください)
セットでついている押え金以外にも、多くの押え金があって、それだけで購入できるようになっています。
私も、少しずつ買い集めて、今では結構たくさん持っています。
今回は、その中から、「これはよく使う!」というものをご紹介したいと思います。
コンシールファスナー押え
これは、便利というよりも、コンシールファスナーを付けるときには必要です。
押え金の凸の部分で、ファスナーの務歯を少し開きながら、きわ にミシンをかけられます。
金属製のものとプラスチック製のものがありますが、どちらでも同じように使えます。
コンシールファスナーのつけ方は、こちらで紹介しています。
2ミリ押え
押え金の幅が2mmのものです。
幅が小さいので、細いところにミシンをかけたいときに便利です。
金属ファスナーを付けるときは、いつも使っています。
この後にご紹介する「片押え」でも良いのですが、縫いたいところの両側を押さえられるので安定感があります。
片押え
先ほどご紹介した2ミリ押えでも縫えない場所は、やはり片押えの出番です。
縫いたいところの、片側だけを押さえるものです。右側と左側があります。
使用頻度は2ミリ押えの方が多いですが、どうしても片側しか押さえるスペースが無い場合は片押えが便利です。
段付き押え
押え金につけられた段を段差に合わせ、段差からステッチまでの距離が一定になるようにステッチがかけられる押え金です。
右段付き押え、左段付き押えがあり、
幅も、コバステッチのような小さいものから、1cmくらいの幅までいろいろあります。
幅違いで何個も持っていますが、コバステッチ用の、1mm段付き押え と 1.5mm段付き押え は特によく使います。
テフロン押え(スムース押え)
テフロン素材の押え金です。
レザーやビニールコーティングなどの滑りがわるい生地を縫うときに使います。
使用頻度は低めですが、これが無いと縫えない布地もあるので、大切な押え金です。
まとめ
押え金を購入する際は、必ず、自分が使っているミシンを確認しましょう。
押え金は、家庭用ミシン用・職業用ミシン用があり、違うものを買ってしまうと使うことができません。
また、メーカーによっても使える、使えないがあるようなので、購入する前に自分のミシンで使えるものかどうかを必ず確認しましょう。
押え金をうまく使いこなせば、作業がよりスムーズに、そしてより綺麗に仕上げることにつながりますよ。
ぜひ参考にしてみてください。